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新装版 バウハウス叢書 [全14巻]

書籍情報

〔編〕ヴァルター・グロピウス、L・モホリ=ナギ
〔日本語版編集委員〕利光 功、宮島久雄、貞包博幸
〔体裁〕B5判変型、並製、カバー装
刊行年月 2019年8月より刊行開始~2020年8月完結予定
ISBN 978-4-8055-1050-6

書籍詳細

bauhausの名をモダンデザインの歴史に刻んだ

「バウハウス叢書」の日本語版、待望の復刊

●「バウハウス叢書」とは?

1919年、ドイツ・ヴァイマールの地でヴァルター・ グロピウスの提唱により設立された芸術総合学校、バウハウス。

ヴァイマールからデッサウに移転した1925年から刊行が開始された「バウハウス叢書」(BAUHAUSBCHER)は、グロピウスとバウハウスの基礎教育を支えたL・モホリ=ナギの共同で企画・編集がなされました。

「すべての造形領域は相互に密接に関連しており、専門分野に縛られた現代人に多方面にわたる論考を提供し、その視野を広げること」を理念に掲げたこの叢書は、バウハウスで教鞭を執ったパウル・クレー、ヴァシリー・カンディンスキー、オスカー・シュレンマーばかりでなく、当時最先端の芸術運動を担ったピート・モンドリアンやテオ・ファン・ドゥースブルフ、アルベール・グレーズやカジミール・マレーヴィチらを著者に迎えるなど、まさにバウハウスの多様性を象徴する企てでした。

叢書のラインナップは当初40タイトル以上を予定していたとされますが、バウハウス解体のため、最終的に刊行されたのは14巻のみでした。しかしながらまさしく「未刊のプロジェクト」であった本叢書は、モダン・デザインの基本図書として現代まで長く読み継がれています。

小社では過去に、オリジナルのハードカバーの趣をそのままに、造本・装釘・レイアウトにいたるまで留意した日本語版を刊行しました(1991年~95年刊行)。

バウハウス創設から100年を迎える本年、オリジナル叢書が廉価版としてペーパーバック版も同時刊行していたことにちなみ、造本を上製から並製に改め、100周年記念「新装版 バウハウス叢書」として復刊します。

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