◆既刊書 | 西洋美術史

新装版 バウハウス叢書 6
新しい造形芸術の基礎概念

【こちらは新装版です。旧版上製本は品切れです。】

テオ・ファン・ドゥースブルフ 著
宮島久雄 訳
B5判変型・並製・カバー装
2020年2月刊行

価格/2,750 円(税込)
ISBN 978-4-8055-1056-8

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INFORMATION

新装版 第3回配本(2020年2月刊行)
行動するデ・ステイル
「芸術家は自分の芸術について書くのではなく、
自分の芸術から書かざるをえなくなるのである。」


内容紹介
オランダの造形運動デ・ステイルを主宰したドゥースブルフの造形芸術論。「友と敵に」ささげられた本書は、新しく登場した抽象絵画に対する一般観衆の無理解と攻撃に対し、芸術作品一般の原理に基づき作品の見方を解き明かす。運動の普及に情熱を注いだ彼は、20年代初めヴァイマールに滞在しバウハウスの機能主義的デザインに影響を与えた。本書はバウハウスとデ・ステイル双方の友情のしるしである。

著者紹介
Theo van Doesburg 1883-1931
オランダ・ユトレヒト生まれの芸術家、評論家。本名C・E・M・キューパー。16歳で絵画を学び始め、1908年ハーグで初めての個展を開く。雑誌『統一』での芸術批評や建築設計などにも従事する。1917年、画家ピート・モンドリアンや建築家J・J・P・アウトらとともに雑誌『デ・ステイル』を創刊、編集長として重要な役割を果たす。以後、絵画・建築・彫刻作品の制作や評論執筆など旺盛な活動のかたわら、ヨーロッパ各国へ講演に赴き、前衛芸術家や建築家らと積極的に交流する。1921–22年にはヴァイマールに滞在しバウハウスへ接触、バウハウスの外部でデ・ステイル講座を開講する。1923年、パリのデ・ステイル建築展で建築家C・v・エーステレンと共同で3戸の住宅案を発表(いずれも実現せず)。1925年、本書が「バウハウス叢書」第6巻として刊行される。1931年、パリの「抽象=創造」グループ設立に参加するが、同年ダヴォスにて急逝。死の翌年、本人に捧げられた『デ・ステイル』誌終刊号が刊行された。


*この商品は新装版です。旧版の上製版は品切れです。

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