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黒船来航絵巻 「金海奇観」と幕末日本【芸術選書】

¥3,080(税込)

書籍情報

岩下哲典 著
四六判上製カバー装 本文180頁
刊行年月 2024年12月
ISBN 978-4-8055-1505-1

書籍詳細

嘉永7年(1854)2度目のペリー来航の諸相を細かく画像で残した絵巻《金海奇観》(早稲田大学図書館蔵)は、仙台藩の儒学者・砲術家で、当代一流の漢詩人大槻磐渓の、異国への思いを端的に見ることができる貴重な画像史料である。

黒船来航170周年を機に、この作品を軸として19世紀の日本と国際関係を解き明かす。

目  次

プロローグ

第一幕 《金海奇観》にかかわった人やその写本など

第二幕 大槻磐渓《金海奇観》を読む

第三幕 「ペリー来航予告情報」と大槻磐渓

第四幕 一九世紀の日本と国際関係―ペリー来航前後の世界―

エピローグ

参考文献

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