カテゴリ: 西洋美術史 西洋建築・都市史 販売中

ル・コルビュジエ

書物としての建築家

¥3,520(税込)

書籍情報

千代章一郎 著
四六判上製カバー装
240頁
刊行年月 2025年9月
978-4-8055-1507-5

書籍詳細

【未刊につき予約受付中】

20世紀最大の建築家の一人、ル・コルビュジエは数多くの書物—学術書、雑誌だけでなく紀行や詩集まで—を生涯にわたって手掛け、信奉者にも敵対者にも、こどもにも青年にも、大衆にも権力者にも語る言葉と書く文体を手にしていた。「言葉の人」であった。このあまり知られていない側面が、ル・コルビュジエ研究の第一人者である著者によって「書物として」読み解かれる建築家の姿。

目次

はじめに ル・コルビュジエの読書と蔵書
Ⅰ紙のストラテジー:建築論の諸相
 1ル・コルビュジエの誕生
 2二〇世紀の『百科全書』
 3建設の技芸
Ⅱ感性の筆跡
 1素描
 2天空と大地の詩情
 3「輝く」こと
Ⅲ身体の時空
 1古典と現代への旅
 2告白
Ⅳ「ことば」の織物
 1小さな書物の物語
 2「ル・コルビュジエ」の制作
Ⅴおわりなき書物
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