
ローマ
ある都市の肖像312~1308年
¥38,500(税込)
書籍情報
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リチャード・クラウトハイマー著
中山典夫訳
B5判上製函入
本文568頁 挿図約260点
刊行年月 2013年7月
ISBN 978-4-8055-0713-1
書籍詳細
リチャード・クラウトハイマー(1897-1994)は、碩学パウル・フランクルの弟子であり、ローマ研究の大家である。312年から1308年まで前人未到の中世ローマの建築・壁画・モザイク・彫刻について考察し、古記録を渉猟、考古学的成果を援用して、大理石版に刻印された古代都市ローマの資料にならい、該博な知識と繊細な感性とがあいまった、深い洞察のもとに中世都市ローマの肖像をこの上なく生き生きと見事に描ききった。世界の美術史学に巨大な波紋を残し、現在も美術史のみならず社会史の世界をもゆるがす偉大な成果である。