カテゴリ: 日本・東洋美術史 販売中

龍の美術史

¥8,800(税込)

書籍情報

竹浪遠/山本堯 編
A5判上製カバー装 496頁
刊行年月 2026年1月
978-4-8055-1083-4

書籍詳細

【未刊につき予約受付中】

豊富な画像と最新の研究でたどる東洋のイマジネーション

古代中国に生まれ、朝鮮半島、そして日本へ──変幻自在に姿を変えながら、様々な素材をキャンバスに描き継がれた霊獣・龍。その造形と信仰、思想に考古、絵画、彫刻、陶磁器、刀剣、茶道具、染織などの気鋭の研究者による14篇の論考と図版解説で迫る。

目次

雲龍図の成立(山本 堯)
古代中国龍図像の変遷と伝播(森下章司)
南北朝時代北魏の仏教美術における「龍」の表現(齋藤龍一)
魏晋南北朝美術の中の龍(田林 啓)
画龍における唐宋変革(竹浪 遠)
海を渡る高麗の龍―青磁・金工に見る龍の造形―(瀧 朝子)
中世の「俵藤太絵巻」に描かれた「龍宮」「大蛇」「百足の蜈」(五月女晴恵)
明代画龍試論(飛田優樹)
明代景徳鎮官窯の龍文様(新井崇之)
多頭の龍の描き方―鶴沢探鯨筆「龍図」四幅対をめぐって―(門脇むつみ)
雲龍釜の源流をたどる一考察(伊住禮次朗)
近世刀装具にみる龍の意匠と表現(川見典久)
登竜門―鯉が龍になるまで―(杉本欣久)
清朝の龍袍―祇園祭の龍袍の掛物を一例に―(吉田雅子)
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