
福井利吉郎美術史論集 上
総説・古代仏教美術
¥30,800(税込)
書籍情報
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B5判上製函入
挿図78点
本文440頁
刊行年月 1998年2月
ISBN978-4-8055-1471-9
書籍詳細
東北帝国大学教授であった氏は、日本美術史学草創期から戦後まで活躍した傑出する美術史学者であった。現在入手が困難な日本古代から近世にわたる絵画、彫刻、建築の論攷の多くが定説となっているので、基本文献として各分野の研究者はこれを避けては通れない。その学問の全容を呈示する。
【収録論文】日本建築に於ける天井画の変遷/武相の古美術/美術 高等青年講座/文芸に現れたる藤原時代の信仰/鳳凰堂飛天群像の研究/仏教美術/東大寺本賢愚経の研究/法隆寺大鏡第三十六集挿図解説-中門二王及廻廊-/法隆寺壁画の主題に就いて/法隆寺壁画主題続攷/著作目録