バーネット・ニューマンと戦後アメリカ抽象表現主義
¥17,600(税込)
書籍情報
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吉田侑李 著
A5上製函入 556頁
刊行年月 2025年12月
978-4-8055-1080-3
書籍詳細
「ジップ」と呼ばれる垂直線が描かれた絵画で知られる、第二次世界大戦後のニューヨークで興隆した美術運動である抽象表現主義を代表する芸術家バーネット・ニューマン(Barnett Newman 1905〜70)。アメリカとヨーロッパの美術館での作品調査と、バーネット・ニューマン財団が所蔵する一次資料に基づく実証的な研究を通して、その創造の背景にあった思考に迫る。戦後アメリカ現代美術研究の指標ともなる気鋭の評伝。
目次
序章 創造と時間
第一部 抽象表現主義とバーネット・ニューマン
第一章 抽象表現主義とはなにか
第二章 バーネット・ニューマンの生涯と評価
第三章 作品と資料からニューマンを読み解く
第二部 起源への問い
第四章 イメージから方法へ
第五章 方法の探究
第六章 歴史化への志向―一九五〇年代の書簡を通じて
第三部 画家の再誕―連作「十字架の道行き」論
第七章 一回性から複製性へ―「十字架の道行き」の表現と技法
第八章 時間の統合―「十字架の道行き」の主題と意味
第四部 歴史との対峙
第九章 言説と歴史化―一九六〇年代の書簡を通じて
第一〇章 制作と歴史化
第一一章 晩年彫刻の時空間
第一二章 遺作のゆくえ―アナリー・ニューマンによる国際的な布置戦略
終章 抽象の定位
第一部 抽象表現主義とバーネット・ニューマン
第一章 抽象表現主義とはなにか
第二章 バーネット・ニューマンの生涯と評価
第三章 作品と資料からニューマンを読み解く
第二部 起源への問い
第四章 イメージから方法へ
第五章 方法の探究
第六章 歴史化への志向―一九五〇年代の書簡を通じて
第三部 画家の再誕―連作「十字架の道行き」論
第七章 一回性から複製性へ―「十字架の道行き」の表現と技法
第八章 時間の統合―「十字架の道行き」の主題と意味
第四部 歴史との対峙
第九章 言説と歴史化―一九六〇年代の書簡を通じて
第一〇章 制作と歴史化
第一一章 晩年彫刻の時空間
第一二章 遺作のゆくえ―アナリー・ニューマンによる国際的な布置戦略
終章 抽象の定位

