小佐野重利美術史論文選集 第二巻 痕跡、発見、復元 研究方法論篇
¥24,200(税込)
書籍情報
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小佐野重利 著
A5判上製函入 本文680頁
刊行年月 2026年11月
978-4-8055-1159-6
書籍詳細
【未刊につき予約受付中】
一枚の絵画・彫刻から、いかに思考し歴史を読み解くか。東京大学名誉教授・小佐野重利による重厚な論文選集の第2巻。本書は図像学や作品帰属の判定法といった研究手法を基軸に、15世紀におけるアルプス南北の東西美術交流、メディチ家等の蒐集・展示論や複製の歴史、さらには言葉とイメージ(ダンテの地獄)や日中西洋の美術概念を巡る比較美術史まで、探求の視座を提示する。単なる作品論にとどまらず、美術史学そのものの理論と実戦を横断する、必携の一書。
目次
第一部 図像学 アトリビューション 身振り学など解釈学的研究方法
導入
一 グスタフ・クリムトの《ユディトⅡあるいはサロメ》—その図像学的研究ノート—
二 アトリビューションの有効性—もう一人の十五世紀ヴェネツィア画家ジョヴァンニ・ベッリーニの場合—
三 パレルモの壁画《死の勝利》再考(試論)—国際ゴシック様式末期の「周縁的」表現様態の一典型として—
四 絵画にみる身ぶり解釈の有効性もしくは限界—中世末から近世初めまでの世俗描写を中心に—
第二部 十五世紀アルプス南北の美術交流
導入 アルプスの北から南への美術の流れ
一 ロヒール・ファン・デル・ウェイデンとイタリア—問題点、再考、その仮説—
二 再びイタリアにおけるロヒール・ファン・デル・ウェイデン—十五世紀前半のイタリアとアルプス以北の国々との美術交流に関する更なる考察—
三 デトロイトの《書斎の聖ヒエロニムス》をめぐる心性史および受容史的な考察
第三部 蒐集 展示 オリジナルとコピー
導入
一 フィレンツェのラルガ通りのメディチ家邸館中庭の二体のマルシュアス像—メディチ家古代彫刻コレクションにおけるローマの「デコール」概念の受容—
二 ルネサンスにおける古代への憧憬—十五世紀メディチ家の古代彫玉コレクションをめぐって—
三 複製絵画史の一般概説
四 十七、十八世紀のトスカナ大公国の絵画収集における複製絵画—メディチ家フェルディナンド大公子の収集家としての情熱について—
五 イタリア美術史における用語カプサ(capsa)の意味と機能の変容
第四部 比較美術史の試み
導入
一 言葉とイメージ—ダンテの地獄と源信の地獄をめぐる比較美術史の試み—
二 日本における美術史と将来の展開
三 洋の東西における用筆と技法—中国と日本の美術概念を再考する—
四 雪渓と月—〈子猷訪戴〉の故事山水をめぐる図像学的研究の試み—
あとがき
初出一覧
図版出典
小佐野重利 略歴・業績一覧
導入
一 グスタフ・クリムトの《ユディトⅡあるいはサロメ》—その図像学的研究ノート—
二 アトリビューションの有効性—もう一人の十五世紀ヴェネツィア画家ジョヴァンニ・ベッリーニの場合—
三 パレルモの壁画《死の勝利》再考(試論)—国際ゴシック様式末期の「周縁的」表現様態の一典型として—
四 絵画にみる身ぶり解釈の有効性もしくは限界—中世末から近世初めまでの世俗描写を中心に—
第二部 十五世紀アルプス南北の美術交流
導入 アルプスの北から南への美術の流れ
一 ロヒール・ファン・デル・ウェイデンとイタリア—問題点、再考、その仮説—
二 再びイタリアにおけるロヒール・ファン・デル・ウェイデン—十五世紀前半のイタリアとアルプス以北の国々との美術交流に関する更なる考察—
三 デトロイトの《書斎の聖ヒエロニムス》をめぐる心性史および受容史的な考察
第三部 蒐集 展示 オリジナルとコピー
導入
一 フィレンツェのラルガ通りのメディチ家邸館中庭の二体のマルシュアス像—メディチ家古代彫刻コレクションにおけるローマの「デコール」概念の受容—
二 ルネサンスにおける古代への憧憬—十五世紀メディチ家の古代彫玉コレクションをめぐって—
三 複製絵画史の一般概説
四 十七、十八世紀のトスカナ大公国の絵画収集における複製絵画—メディチ家フェルディナンド大公子の収集家としての情熱について—
五 イタリア美術史における用語カプサ(capsa)の意味と機能の変容
第四部 比較美術史の試み
導入
一 言葉とイメージ—ダンテの地獄と源信の地獄をめぐる比較美術史の試み—
二 日本における美術史と将来の展開
三 洋の東西における用筆と技法—中国と日本の美術概念を再考する—
四 雪渓と月—〈子猷訪戴〉の故事山水をめぐる図像学的研究の試み—
あとがき
初出一覧
図版出典
小佐野重利 略歴・業績一覧

