その起源と展開
クルト・ワイッツマン 著
辻 成史 訳
A4判上製函入
口絵56頁
本文178頁
ビザンティン美術史、とくに写本研究の碩学であるクルト・ワイッツマンの大著を初めて紹介する。原著そのままの多数の図版を掲載した本書は古典学、聖書学、テキスト批評、美学といった隣接諸分野に大きな刺激を与え続け、古代・中世の挿絵芸術の発展史的経緯を追い、描写における古代・中世人の心理学的軌跡を克明にあとずけた、ヴィックホフの『ウィーン創世記』に比肩する、わが国の絵巻研究にも多大な影響を与える名著である。【在庫僅少・営業部までお問い合わせください】